第4回 ベルドベール〜ウルキャスター



 ベルドベールは冒険者にとっては、非常にいいところだ。ブラックタロンズエリートはほんの少し強いが、倒せばアローオブアイスやアロー+1をたくさん入手することが可能だ。野盗もたくさん登場する。野盗の頭皮を入手して、ベレゴストのジョヴィアルジャグラーにいるオフィサーヴァイのところに持っていけば、1つあたり50ゴールドで買ってくれる。ベルドベールでは、休息を行うたびに、結構な頻度で野盗が集団で登場するので、休息を繰り返していれば野盗の頭皮はたくさん入手できるだろう。

 別にどうでもいいことなのだが、野盗を倒して頭皮を拾うということは、遺体から頭皮をはぎ取っている訳だ。それがお金になるからといって、ずいぶんとひどいことをするもんだと、私は思ってしまうがこんなことをしてもいいのだろうか?
 でも、動物や怪物を倒すのならともかく(動物愛護協会にはしかられてしまうかもしれないが)いくら敵だからとはいえ、実社会で言えば大量殺人をしているのだから、頭皮をはぐくらいはどうってことないのか。


 野盗キャンプの西に旅をする。北西に方向に進むと、家の前に3人組の男がいるので話し掛けてみる。また厄介な頼まれごとをされるんだろうなと思うが性格上話し掛けないわけにもいかない。
 話を聞いてみると、アンバーリー女王のプリーステスという女が、漁に出ようとすると天候を荒らしてしまうが、女の仕業だという証拠をつかめないから何とかして欲しいと。報酬は、じいさんが冒険時代に使っていた魔法の武器だという。
 魔法の武器という報酬に目がくらんで以来を快諾した。プリーステスは北にある小さな小屋に隠れているという。

 小屋はどこにあるのかとウロウロしていると、農夫に助けを求められる。息子のネイサンが友達と迷子の子牛を探しに出かけてそのまま消えてしまったという。どこへ行ってしまったかわからないが納屋の近くで西に向かう足跡を見たという。仕方ない。これも引き受けよう。

 農夫の家の西にある穴の中に入り、ウロウロしていると、宝が落ちているところがある。物色していると、アイテムの中に死体らしき物が・・・もうすでに死んでいたのか。
 どうすることもできないので、死体を持って農夫に届けに行くことにする。死体を目にした時の農夫の表情が想像できるだけにつらいものだ・・・
 農夫に死体を届けると、探してくれてありがとうと礼をいわれるが、一人にしておいてくれといわれる。何かできることはないかとお金を100ゴールド渡すと、さらに経験値を1000取得し、名声も1上がった。なんとなく後味が悪いが、世の中はこんなもんだよなと考えることにしよう。


 小屋がどこにあるのかわからない。このマップ以外のところなのだろうか?話を再度聞きに行くと、やったのか?あの女を殺したのか?と聞かれたが、間違えてもうたくさんだ!誰も信じないと答えてしまうと、男たちは怒り出して、戦闘になってしまう。相手は戦士ではないので楽勝だったが、また後味の悪い思いをしてしまった。それにしても、小屋は一体どこに?


 野盗キャンプにやってきた。北の方に怪しげなテントがいくつも並んでいる。とりあえずはテントを後回しにして、何かイベントはないかとマップ内を歩き回ってみるが特に何もないようだ。敵も野盗ばかりでたいした事はないので、どんなもんなのかテントの様子を見てみよう。一番東側は、テントも立派なので一番強い奴がいるのだろうと判断し、西側のテントから攻略していくことにする。

 しかし、敵は全然たいしたことはない。一度も死ぬことなく、最後のテントを残して全部の敵を簡単に壊滅させることができた。私は強くなりすぎてしまったのだろうか?

 最後のテントは簡単にはいかないだろうと思い、心して中に入るが、それでも敵は、やはりたいしたことはなかった。アイテムを物色して、中にいる男と話をする。

 いろいろなことがわかってくる。野盗どもはブラック・タロンズとチルの両グループで構成されている。チルはデミヒューマン部隊でほとんどがホブゴブリンだ。そいつらを仕切っているのがアルデノール・クラッシュだ。ムラヘイは殺してしまったが奴も同様。
 クラッシュとブラック・タロンズのリーダー、タウゴーズ・コーサンは両者とも、ゼントゥリムから指令を受けていると思っているが、黒幕はゼントゥリムではない。アイアンスロウンという組織らしい。

 奴らがどこにいるのかをたずねる。
 タゾクは定期的にクロークウッドに出かけるらしい。次の目的地ははクロークウッドか。


 おっといかん、忘れるところだった。区切りもいいことだし殺すリストを少し減らすことにしよう。どこに行くか考えたが、とりあえずガリキンの魔法使い+戦士の奴らを殺しに行くことにする。
 強くなりすぎてしまった私に、怖いものはない。絶対に勝てるはずだと思い込み、先頭に臨むがあっさり主人公が、ホールドの呪文を掛けられてあっという間にやられてしまった。あれ?私は強くなりすぎたんじゃなかったのか?
 再度戦闘を行う。今度は魔法使いに思い切り魔法を使わせて、ドルイドにもコールライトニングを連発させる。今度は何とか勝利することができた。しかし、結構強かった割には、アイテムはろくなものを持っていなかった。まあいいか、これでまた殺すリストを減らすことができた。


 調子に乗って、ウルキャスターの地下の攻略にも挑戦してみよう。以前行った時には、マスタードジェリーにあっという間にやられてしまったが、今度の私は強い(ハズだ)それでも、やはり結構強くて倒すのにてこずるが、なんとか勝つことはできた。1匹倒すだけで、経験値が2000も貰えるので、強いのも仕方がない。

 ここの地下には結構アイテムが豊富に落ちている。片っ端から拾っておいて、後で売ってしまうことにしよう。アイテムの中に本があるので、それを地上にいる亡霊(ウルキャスター)に渡すと経験値を貰える。それから、ここの地下は、罠があるということをお忘れなきように。私は結局ファイアーボール?のようなものを3発くらい喰らってしまった。ファイアーボール1発ではパーティは誰も死なないが、体力を回復させるのが結構面倒。恐竜は後回しにして、次に目指すのはクロークウッドだ。