第6回 バルダーズゲート



 バルダーズゲートに入る前の橋の終点に、傭兵がいる。話をすると、司令官が私たちに会いたいというので待っていると、やってきて調査の依頼を受ける。セブン・サンズに忍び込み、事件の真相を突き止めて欲しいと。できるだけ多くのことがわかったら、すぐにフレイミング・フィストの私のところに報告に来るように言われる。報酬は2000ゴールドだから、まあまあだな。
 セブン・サンズは街の南西にあり、フレイミング・フィストはセブン・サンズの西にあるということだ。

 橋を渡り終えた場所に、クァイルというクレリックがいる。仲間にしてくれと言うがあいにくパーティは満員だから断る。私には、ここまで一緒に苦労してきた仲間を入れ替えるようなことはできない。というか、せっかくみんなのレベルがそこそこのところまで来たのに、レベル2とかの者を仲間に入れても足を引っ張るだけだからな。


 橋を渡りきって、いよいよバルダーズゲートだと喜び勇んでいくが、アレッ??中には入れないみたいだな。取り敢えず一番北側にあるマップに進めるのでそこへ行ってみることにしよう。
 このマップでは、たいしたことは起こらない。ゾンビを倒してくれと依頼されるので、倒しまくった後に、依頼主のところに行くと経験値とゴールドが貰える。
 このマップからバルダーズゲートに入るのかと思ったのだが、違うようだ。一体どこから入るんだ?

 やっとバルダーズゲートへの入り口が見つかった。何でこんな所から入らなきゃならないんだよ!!っていうか、こんなわかりづらいところに入り口を作りやがって。
 橋を渡った左側からバルダーズゲートに入ることができる。


 バルダーズゲートという街はなんてデカいんだろう。ここにいる人間達と、会話しなくてはならないのかと思うと、うんざりだ。この街では、家の中に入ってアイテムを物色していると、すぐに兵隊みたいなのが飛んでくる。
 常識で考えればあたりまえなのだが、今まではそんなことをしていても平気だったので、何かつまらない。兵隊と戦うと、名声がさがってしまう。名声が下がってしまうと、アイテムを購入するときに金額が高くなるからしょうがない。盗みは止めておこう。

 このマップの真中辺りに、二クロスという男がいる。ボスが話を聞きたいということらしくて、50ゴールド貰って話を聞きに行くことにする。
 アラとスト話をすると、仕事を依頼される。内容は、ウィザードのシャンドラーが、ハルーアン・スカイシップで暮らしているが、飛ぶ宝物を再現する知識をもっていて、その作り方を女大公リーア・ジャネスに売る予定を立てている。さまざまな儀式をし、呪文に必要な工芸の一部と古来の像を使い船を動かすらしい。
 私に取引の場へ入り込み、材料を盗んでくるのが仕事だ。もし10日以内に持って来たら、魔法の武器を一つ二つくれるという。魔法の武器に目がくらんで引き受けることにする。


 セブン・サンズにやってきた。中にいる商人と話をするが、要領を得ない。わけがわからないので、何度も話し掛けていると、商人がドッペルゲンガーとなって襲い掛かってくる。じゃなくて、ドッペルゲンガーが商人に化けていたのか?どっちか解らないが、ドッペルゲンガーを倒してしまうと、セブン・サンズで得られそうな情報はなさそうだ。報告のために、フレイミング・フィストに行ってみよう。何かわかるかもしれない。

 フレイミング・フィストに行き、スカールと話をする。やっと意味がわかる。セブン・サンズは姿が変わるモンスターに侵入されて、商人たちがびくついていたのだ。スカールから経験値と、ゴールドを貰う。
 他にも仕事があるので、やってみないかと持ちかけられる。まあ、そう急ぐ身分でもないので引き受けることにする。依頼の内容は、町の東側を回り、下水の入り口を探して欲しいと言うことだ。何かわかったら、また報告にこいと言う。下水の入り口を探してみよう。

 下水の入り口を見つけて中に入る。降りるとすぐにオーガメイジ・キャリオンクローラーの集団と戦闘になる。キャリオンクローラーはホールドの魔法を使ってくるのでやっかいだが、オーガメイジは今となってはたいした強さではない。キャリオンクローラーも厄介なのはホールドの魔法だけなので、もし、戦闘にてこずるようならば、ディスペルマジックやマジックプロテクションを用意しておくと良い。

 下水の中をウロウロと歩き回ってみたが、何をすればいいのか良くわからない。取り敢えずフレイミング・フィストに戻ってみよう。
 スカールと話をすると、後は私の部隊に調べさせるということだったので、まあよくわからないがよしとしよう。アイアンスロウンに関する情報を聞こうとすると、表で話をしようと言われたので表に行くと、アイアンスロウンに関係する仕事を頼みたいと言われる。エルタン大公が直接話をしたいというので、話してやることにする。

 エルタン大公と話をすると、アイアンスロウンにスパイとして侵入し、隊商の襲撃事件の証拠をつかんできて欲しいと依頼される。報酬は2000ゴールドということだ。ちょっと安すぎるような気がするが、引き受けることにする。

 アイアンスロウンでは、何かおかしなことが起きているようだ。タワーの5階でセブン・サンズと商人協会の反対派達に、何か恐ろしい儀式を行っているようだ。早く5階へ進もう。

 大公の交渉役、エミッサリー・タールとの話で少しなぞが解けた。アイアンスロウンは戦争の支援という名目で、商人協会とセブン・サンズから鉱山を一時的に譲り受けたらしい。

 5階での戦闘は激しかった。普通にいっても駄目そうだったので(というか駄目だった)汚い手を使うことにした。もし、ここで詰まっている人がいたら試していただきたい。まず、モンスターサモニングかアニマルサモニングを使える者に、インヴィジビリティをかける。(これは4階の時点でかけておく)この状態で1人で5階に上がる。敵からは見えなくなっているので、5階の階段の所で、モンスターサモニングかアニマルサモニングを唱える。すると敵に見つかるのでさっさと下の階に降りてしまう。
 また1人で5階に上がる。5階は、先程召喚したモンスターが敵と戦っているので、自分が攻撃されることはない。ここでとどめに、モンスターサモニングかアニマルサモニングを唱えて、下の階に降りる。
 今度は、パーティを引き連れて5階に行き、生き残っている敵を全員で叩きのめす。このころには敵の魔法も使い切ってなくなっているので、簡単に勝てるだろう。

 奥の部屋に行き、机の上においてある手紙を読むと、キャンドルキープで何かが起こりそうな気配だ。

 仕事も終了したようなので、フレイミング・フィストに報告に行くことにしよう。大公に報告をすると、キャンドルキープへ行き、そこで彼らが何をたくらんでいるのか探るように言われる。図書館に入れるようにと、本を貰う


 不思議だが次の瞬間、私はキャンドルキープにいた。