このスクリプト一つで全職業のあらゆる状況をダイナミックに判断し攻撃、防御、回復、逃走まで最適な戦術で対応できます。
装備、呪文がきちんと用意されているパーティならばどんな戦闘もポーズ無しのノータッチでクリア出来ることを目標としています。
基本的には問題ありませんが、自分以外のパーティ状況の把握が一部出来なくなります。
例えば敵を発見したという情報は全員で共有しているので、まだ敵を視認していないキャラクタは発見者の場所へ移動しようとするのですが、こういう処理が甘くなります。
ただしオリジナルとなったuScriptとの共存だけは避けてください。
内部で使用している変数名の競合が起きるので動作が保証できません。
このスクリプトはクラスやキットを選びません。全ての職に共通して使えます。
スクリプト指定を無しにするというのでも良いですが、Q2でも言いましたように一部パーティ活動に制約が出てしまいます。
ホットキー[D]でAIをオフにすることで状況認識のみ行いつつ一切行動をしなくなりますので、自分で操作したいキャラクタはこちらをお勧めします。
基本的にはパーティー内でその時HPの多いキャラクタが前衛に割り当てられます。
例外として、HPの多少に関わらず純粋な魔法使い系キャラクタは前衛から除外されます。
これには、ソーサラーと、サブクラスにファイターやレンジャーやシーフを持たないメイジ、クレリック、ドルイドが該当します。
また前衛に割り当てられたキャラクタの中で、ファイター、レンジャー、パラディン、モンクのクラスを持つキャラクタは特に強い前衛として割り当てられます。
その時前衛として認識されていないキャラクタは、敵が隣接するくらいまで近づかない限り積極的に殴りにはいきません。
またそういうキャラクタは、基本的に敵が近寄ると殴るよりは距離を取ろうとします。
これとは別に、優先攻撃対象は敵のHP残量や行動束縛状態により刻一刻とダイナミックに変化するのですが、近接攻撃ターゲットがころころ変るとうろうろ移動するばかりで全く殴れないという状況になります。
これを回避する為に近接攻撃相手の再選択には数秒の間隔を置いてるため、前衛といえども敵を倒した後次の敵を殴りに行くまで数秒間立ち尽くす場合があります。
味方を巻き込む可能性のある範囲魔法の使用はかなり条件を厳しくしています。
具体的には、召還している味方がおらず、戦闘可能なメンバーが自分のみになった場合か、味方全員の耐性が充分に高い(クロークオブミラーリングでも可)場合でなおかつ、敵との距離が充分あるか自分に充分なレジスト能力がある場合のみです。
2005/7/6追記:ホットキー[L]で強制使用のON/OFFが可能に
回復と解毒のポーションに限り、自分で使用する以外にも必要としている仲間に渡したりもします。
他のキャラクタの所持品をチェックしてみてください。
持たせた覚えの無いポーションを持ってたりしませんか?
スクリプトにキャラクタのステータス状態を調べる機能があるのですが、デスウォードはなぜかバグっているようで呪文の使用者がデスウォード状態と判断されます。
この為自分以外に使ってもかけられた人のステータスがデスウォード状態にならないので、呪文の残りがある限りひたすらその人にかけてしまいます。
自分自身にかける場合は、使用者=対象者なので問題ありません。
そういう理由で現在は自分にしか使わないようになっています。
解決策をご存知の方は教えて頂けると嬉しいです。
スクリプトにはきちんと病気の仲間がいる場合は治療するように記述しているのですが、どうやら病気のステータス検出が正常に動作していないようです。
解決策をご存知の方は教えて頂けると嬉しいです。
アンデッドにはパニック系が無効等、特定の呪文に対して完全耐性があるモンスターがいます。
わかっている範囲で無駄な呪文は使用しないようになっていますが、なにぶんデータ不足で漏れが多分にあると思います。
情報を頂ければ修正できますのでご協力をお願いします。
ホットキー[S]で切り替えられる呪文使用のON/OFFですが、これにはアイテム類や特技類は現在のところ含まれていません。
希望が多いようでしたら、一切のアイテム、呪文、特技を含めて使用しないようにする事も可能ですし、別のホットキーに特技使用のON/OFFを割り振ることも出来ます。
2004/5/21追記:ホットキー[F]で特技使用のON/OFFが可能に
私にも効果的な使い道が見当たりません…。
オリジナルとなったスクリプトに入っていた機能なので残してあるだけです。
2005/6/28追記:敵接近による呪文使用障害のON/OFFに変更
セーブデータのロード後等、まれに内部で使用しているタイマーがおかしくなってしまう事があるようです。
最悪、呪文詠唱中に他の行動を起こして中断したりしないよう時間を計っているタイマーなどが変になってしまうと何もしなくなる恐れがあります。
こういう場合は休息するかホットキー[E]でほぼ全てのタイマーをリセットできます。
また、知らないうちにキーボードに触れて呪文使用や移動がOFFになっている場合もあります。
ホットキー[V]を押すことで全ての設定が初期状態に戻せます。
戦闘中に死亡、メイズ、インプリゾンメント等で特定キャラクタのスクリプトが動作しなくなる状態になることでパーティ全員で共有している情報に食い違いが生じてしまい起きる現象です。
敵が全滅した後もスクリプトが停止しているキャラクタはその状況が認識できない為、いつまでも敵がいるという情報を保持しています。
それを共有した仲間が敵を求めて移動したり、防御呪文を使用したりします。
戦闘不能になっているキャラクタが回復することで直ります。
2005/2/3追記:改善するよう対策しました
敵が隣接状態では、詠唱中断を嫌って呪文使用に制限がかかる場合があります。
回復を除く、詠唱時間が3以上の殆どの呪文の使用条件には次のものが含まれています。
※ストーンスキン状態、マントル系呪文状態、敵との距離がある、自分が前衛でない※
ファイター系やシーフ系をサブクラスに持つメイジ、クレリック、ドルイド等前衛と判断される可能性のあるキャラクタが敵に接近している場合はこれらの条件をクリアできない場合があります。
2005/6/28追記:ホットキー[B]で敵接近による呪文使用障害のON/OFFが可能に
基本的にポーション類は所持しているだけで使用されます。
ただしポーションケースを持っているキャラクタは、クイックスロットに装備されているポーション以外は回復及び解毒を除いて使用しません。
また、ホールディングバッグやポーションケース内にあるポーションは使用できません(所持していると判断はされます)。
バッグの中にのみあって所持品欄にないポーションは使用できないばかりか、所持していると判断されて他のメンバーから融通もしてもらえない可能性がありますので気をつけてください。
ごめんなさい。
メイジのシンボル系呪文はスクリプト記述がしやすいキーワード(WIZARD_SYMBOL_DEATHのような)が定義されているのですが、クレリックのシンボル系3魔法はこれがありません。
2005/6/28追記:上記を含め同様の理由で使えなかった幾つかの呪文がサポートされました
内部で使用されている呪文番号がわかれば書けるのですが私はそれを調べる方法を知りません。
解決策をご存知の方は教えて頂けると嬉しいです。
透明化状態の相手は対単体呪文のターゲットになりません。
範囲効果のある呪文のターゲットにはなりますが、これらはカウンタースペル系で無効化できません。
従って、透明化しているキャラクタはグローブオブインヴァルネラビリティ系以外は使用しません。
カオティックコマンド状態のみを選択的に検出する手段がありません(少なくとも私は知りません)。
その為無効化エフェクトの有無を検出しているのですが、困ったことにこれにはカオティックコマンド以外にも非常に様々な防御エフェクトが含まれます。
一言で言ってしまえば全く役に立たない検出機能なのですが、他に術も無いので仕方なく使用しています。
その為、何らかの防御的エフェクトが発生しているキャラクタには使用されない可能性が高いです。
単体攻撃魔法を使い切ってしまった後は、敵の数が複数でなくとも使用される範囲魔法もあります。
例えばホリッドウィルティングは、単体攻撃魔法を使い切った後なら相手が一人でも魔法レジスト70未満かつHP50以上の敵に対して使用します。
詳しくはコチラを見て下さい。
呪文や特技の多くには、複数相手の場合の最低強さが指定してありません。
その為、現在は一定の数を超える軍団の場合は相手の強弱に関わらず特技や呪文を使用します。
最低限のラインを設ける事は可能ですが、バランス取りが難しいです。
例えばメイジの一人旅で高レベル範囲攻撃呪文を残したままゴブリン如きの群れに殺されるのは癪でしょう?
2005/6/28追記:防御系、強化系の呪文やアイテム類は十分に弱い敵に対しては節約するよう変更